スポーツ用品メーカーのNIKEが2012年に発表した調査「Design to move」では、現在の子供たちは歴史上初めて、自身の親の世代よりも平均年齢が下がる時代になるだろうという予測が発表されました。
生活環境が向上し、体を動かさなくても普通の生活が送れる。室内用の遊び道具が増え、体を動かして遊ぶ時間が減ってしまう。様々な要因から、子ども達の運動機会が減り身体的な強さが損なわれていくことで、生きることができる時間(=寿命)が減ってしまう可能性があるという結果です。
このような背景を受け、当協会では生涯の運動習慣を構築する上で重要な幼児期の発育期に効果的な運動遊びやプログラムの導入、効果検証の研究調査までを行い、子ども達にとってより良い運動環境を作るための活動を行っていきます。